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起業家のように考える(スマートニュース創業:鈴木健氏)

起業家のように考える!

 

こんにちわ、ゆーたです。 (@yut33028)

 

 

僕個人、起業や事業のサービス展開の仕方など興味があって

 

よく〇〇の創業や、創業者の思いを綴った本を読むのですが、

 

その中でおすすめしたい本がありますので、簡単にまとめたレビューとともに

 

ご紹介したいと考えています。

 

ご紹介する本は「起業家たちのように考える」というタイトル。

 

起業家のように考える。 [ 田原総一郎 ]

 

 

この本は、ビジネスや自分の事業を立ち上げるに際し、

 

先人たちがどのように起業したのか。

 

今最も勢いのある日本の起業家と、テレビ「朝生」でお馴染みの、

 

田原総一郎さんがインタビュー形式でまとめられた本になります。

 

今回は、各起業家に何回かに分けて、ご紹介していきたいと思いますので、

 

興味を持っていただいた方は、ぜひご覧ください。

 

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※スマートニュース会長:鈴木健氏 略歴

 

1975年。長野県生まれ。

98年慶應義塾大学理工学部物理学科卒業後、

東京大学大学院へ進学。02年に経済産業省所管、情報処理推進機構

未踏ソフトウェア創造事業における天才プログラマー・スーパークリエータ

に認定される。

12年ニュースまとめアプリSmartNewsの前身である「Crowsnest(クロウズネスト)」

を、米国のイベントSXSW(サウスバイサウスウエスト)に出展。日本で

スマートニュースのアプリを提供開始。

13年、主著「なめらかな社会とその敵」を出版。学術書としては異例のベストセラーに。

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14年北米でスマートニュースのサービスを開始。16年、ダウンロード数が日米1,500万を突破した。

 

 

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ヤフーニュースとの差別化戦略

 

1つは使いやすさに特化した点。

 

スマートニュースの前は日経新聞ニフティ、ヤフーなど色々サービスはあった

 

ものの、どれも使いにくかったとのことです。

 

また、ブラウザでヤフーニュースを見る人はいたけれど、アプリを使う人はあまり

 

いなかったという点。

 

アップルストアで、ニュースアプリの上位で見ると、全体のランキングで

 

250位くらい。ユーザーも10-20万くらいとユーザーも少なかった。

 

一方、スマートニュースはノンプロモーションでランキングは4位!

 

タイムラインがただ並ぶ構成ではなく、新聞のように

 

注目度や話題性に応じて写真の大小がついているところが

 

ユーザーにとって親しみを感じてくれたところかもしれません。

 

 

スマートニュースに活路を見出した理由

 

現在、スマートフォンに切り替わってから、電車の中を観察すると、

 

みんなゲームをやっている状態だった。

 

昔の通勤風景は新聞を読んでいる人も多くいたこと。

 

そして、当時地下鉄など電波の悪いエリアもあったため、

 

一度読み込んでおけば、オフラインでも見られるようにした点。

 

その小さな視点やニーズを反映させるべく、リリースに至ったとのことです。

 

 

スマートニュースのビジネスモデル

 

スマートニュースはアプリダウンロードが基本無料。

 

ユーザーは無料で使え、広告が主な収入源のようです。

 

ただ、他のメディアからニュースを引っ張ってくるわけなので、当然

 

メディア側にもお金を還元する必要がある。

 

そこで、メディアの運営方法に合わせて、専用チャンネルを作ってもらったり

 

その面の広告収益の○%を還元したりするなど、調整することでマネタイズしている

 

ようです。

 

 

 

独自コンテンツに頼らない理由

 

新聞の発行部数が年々減少し、若年層の新聞購読率が著しく低下している現在。

 

なぜ、スマートニュースはニュースサービスをやっているのか。

 

そこにも田原さんは切り込んでいます。

 

鈴木さんは「自分のコンテンツを作ると、自分のコンテンツを応援したくなって、

 

そのサービスはニュートラルな運営ができなくなってしまう」と

 

考えているようです。

 

それよりも業界全体がプラスになる方向を模索しているようです。

 

アメリカ進出の意図

 スマートニュースの鈴木さんのアメリカ進出に対する意気込みを聞いて、

 

田原さんは京セラの稲盛和夫さんのエピソードをお話しする場面があります。

 

京セラの稲盛さんは日本の企業にセラミックを売ろうとした時に、最初は

 

全く相手にされなかったとのこと。

 

そこで、本場のアメリカに売りに行った。

 

すると、アメリカではテストだけはしてくれるということで、

 

アメリカならチャンスがあると確信し、その後、半導体の大企業、

 

テキサス・インスツルメンツが買ってくれたことが、

 

京セラが世界的企業に躍進するきっかけとなった、とのことです。

 

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感想(6件)

 

 

最後に 

日本のインターネット企業のアメリカ進出によって、大成功をおさめた!

 

という事例はまだありませんが、

 

メルカリやスマートニュースなど成功事例ができることによって

 

大きな流れが変わるかもしれません。今後のスマートニュースにも期待ですね!

 

 

 

 

この要約・レビューを見て読みたいな、と思った方は

 

下のリンクから手に取ってみてください。

 

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最後まで、愛読いただき本当にありがとうございます。

 

今後も皆さんにとって、有益な情報を定期的に提供していきたいと思いますので、

 

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