起業家のように考える(C Channel社長: 森川亮氏)
起業家のように考える!
こんにちわ、ゆーたです。 (@yut33028)
僕個人、起業や事業のサービス展開の仕方など興味があってよく〇〇の創業や、
創業者の思いを綴った本を読むのですが、
その中でおすすめしたい本がありますので、
簡単にまとめたレビューとともにご紹介したいと考えています。
ご紹介する本は「起業家たちのように考える」というタイトル。
|
この本は、ビジネスや自分の事業を立ち上げるに際し、
先人たちがどのように起業したのか。
今最も勢いのある日本の起業家と、テレビ「朝生」でお馴染みの、
田原総一郎さんがインタビュー形式でまとめられた本になります。
今回は、各起業家に何回かに分けて、ご紹介していきたいと思いますので、
興味を持っていただいた方は、ぜひご覧ください。
————————————————————————————————————
※C Channel社長: 森川亮氏 略歴
1967年。神奈川県生まれ。
コンピューターシステム部門で本格的にコンピューターを学ぶ。
2003年ブロードバンドのキラーコンテンツはオンラインゲームと確信し、
ハンゲームジャパン(現LINE)に入社。
2007年社長に就任。
2011年東日本大震災後の6月に大ヒットアプリ「LINE」をスタート。
2015年LINE社長を退任し、スマートフォン向け縦型動画サービスを提供する
C Channelを設立。
その後、主著「シンプルに考える」「ダントツにすごい人になる」「すべての仕事は10分で終わる」などを出版。
価格:1,650円 |
[書籍のゆうメール同梱は2冊まで]/ダントツにすごい人になる 日本が生き残るための人材論[本/雑誌] / 森川亮/著 価格:1,650円 |
すべての仕事は10分で終わるマルチタスクでも仕事がたまらない究極の方法【電子書籍】[ 森川 亮 ] 価格:1,540円 |
————————————————————————————————————
- 絶頂期にLINEを辞めた理由とは?
- C Channelとは?
- YouTubeが大衆化される前から動き出す森川さんのアンテナ
- C Channnelのビジネスモデル
- YouTubeとの差別化戦略
- グローバルを見据えて
- 最後に
絶頂期にLINEを辞めた理由とは?
2011年東日本大震災後の6月にスタートさせた「LINE」は、
国民的大ヒットアプリまでに成長。
今でもメッセンジャーアプリとして確立し、
日本でのシェアは取っていましたが、
収益に目を向けると欧米に注力する必要がある。
だが、この大所帯を率いて新たなビジネスを展開するのは
なかなか難しい。
そこで、LINEの代表取締役の退任を決意し、
新たな挑戦をすることにしたそうです。
C Channelとは?
スマートフォン向け縦型動画サービスを提供するC Channelを設立。
一言で言うと、女性向けの動画ファッションマガジンです。
ファッション、グルメ、コスメ、トラベルなど
女性誌で取り扱う情報を動画コンテンツとして配信していくというもの。
若い女性に特化した理由として、
新しいものに対する反応のよさ、と森川さんはいいます。
「これ、いいね」という素直に反応し取り入れられる
感度を重要視し、若い女性をターゲットとした動画メディアを立ち上げました。
YouTubeが大衆化される前から動き出す森川さんのアンテナ
モデルさんやタレントさんがスマートフォンで撮影し更新していくスタイルで、
当時ブログが主流でしたが、それを動画で届けるというものです。
今はYouTubeやインスタでコスメやファッションを紹介する人は
多いですが、いち早く動画コンテンツの可能性に期待し、
それを形にするスピード感も、
見習うべきところですよね。
C Channnelのビジネスモデル
ホリエモンこと堀江貴文さんが提供している会員制グルメアプリ、
テリヤキは有料ですが、C Channnelはオープンで無料。
YouTubeやメディアコンテンツの王道は動画や媒体に広告を
つけるスタイルですが、
C Channelは違う角度で収益化を図っています。
いわゆるコマーシャル的な立ち位置ではなく、
企業自身が情報配信し、C Channelがサポートするビジネスモデルだそう。
企業がコンテンツをつくって、それをモデルさんやタレントさんが
取材に行ったり、C Channel運営陣が動画制作を行うなどの
アプローチで収益化しようと考えています。
YouTubeとの差別化戦略
動画コンテンツの筆頭はYouTubeですが、
先ほど記したビジネスモデルの違いだけでなく、
セグメントやブランディングにも重きをおいています。
YouTubeはいろんな人が動画を自由にあげられる、
見られるという、動画の大衆化を実現していますが、
C Channelのターゲットは若い女性向けと明確。
そのため、企業側もよりセグメントされたターゲットに
対して訴求できるため、C Channelでコンテンツを
持つことは、他にない付加価値となると考えるでしょう。
グローバルを見据えて
C Channelは現地から動画をあげてもらい、世界各地からの
情報発信を狙っています。
日本のいいものを発信すれば、インバウンド需要が期待できますし、
海外の良さは現地に居住する人が紹介する方がより信頼性のある
情報を提供できるのは、と森川さんはいいます。
ここから、本には記載されていない内容ですが、
C Channelは国内F1層を中心に月間3000万回以上、
84万時間の再生がされています。
「C CHANNEL」を中心にしたメディア事業では、ネイティブ動画広告、
純広告/アドネットワーク、イベント開催(1社単独2日間で500万円から)、
サンプル販売、動画制作など幅広いビジネスモデルに現在育て上げていています。
2019年3月期では、セグメント別に見た事業の主力はeコマース事業で、
売上高は52億5700万円。
次いでメディア事業が13億9400万円、海外事業が8000万円という構成で、
年々成長してきている事業として今後も注目ですね!
↓ 森川亮氏についてもっと知りたい!という方におすすめ
価格:1,650円 |
[書籍のゆうメール同梱は2冊まで]/ダントツにすごい人になる 日本が生き残るための人材論[本/雑誌] / 森川亮/著 価格:1,650円 |
すべての仕事は10分で終わるマルチタスクでも仕事がたまらない究極の方法【電子書籍】[ 森川 亮 ] 価格:1,540円 |
最後に
国内シェアのみならず、アジア圏まで利用されるようになったLINE。
そこに満足せず、新たなチャレンジと行動力を
実績という形で今現在も育てている森川さん。
「ゼロからビジョンをつくる」アプローチ手法についても
別途綴られていますので、
この要約・レビューを見て読みたいな、と思った方は
下のリンクから手に取ってみてください。
|
最後まで、愛読いただき本当にありがとうございます。
今後も皆さんにとって、有益な情報を定期的に提供していきたいと思いますので、
定期的に受け取りたい方は、下記ページの「読者になる」ボタンをクリック!
▼ 私の管理しているHP
↓ SNSのアカウントはこちら!お気軽にご覧ください。
▼ Twitterフォロー
▼ Instagramフォロー